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24時間テレビで歌われる「サライ」の意味って? [雑学]

毎年夏になると放送される24時間テレビ(日本テレビ系)。


そのテーマソングともいえる、1992年に谷村新司さんと加山雄三さん2人が制作した「サライ」。
サライは1992年の8月29、30日に日本テレビ系で放送された「24時間テレビ15 愛の歌声は地球を救う」のテーマソングとして誕生しました。


1992年(第15回)の番組中に谷村新司(作詞)と加山雄三(作曲)により制作、


同年11月16日にCDシングルとして発売。


加山さんがギターで作曲、全国の視聴者から寄せられた愛のメッセージをもとに谷村さんが代表作詞としてとりまとめ、


24時間の番組内で、それを一本の歌として制作しようという試みで制作されました。


さて、この「サライ」とはいったいどういう意味なのか?


「サライ」とはペルシャ語で「隊商宿:キャラバンのための小さな宿」のこと


「サライ」という曲名はペルシア語「سرای」(サラーイ、UNGEGN式: Srāy; Srāi)から来ていて、直訳は「宿(または家)」"


また、ペルシャ語の sara'i サラーイ は「家、旅館、役所」の意味で、比喩的に「世間、世界」の意味にも。


現在のロシア連邦アストラハン州にあったモンゴル政権の都市「サライ」からきているとも言われてるようです。


13~15世紀のモンゴル遊牧政権ジョチ・ウルスの首都の名前でもあります。


都市の名はペルシャ語で館・宮殿などを意味するサラーイ(sarā(i))から来ており、漢字では「薩来」と表記されます。


中世には世界最大級の都市で、その人口は最高で60万人に達したと見積もられていますが、現在は廃墟と化している様子。


1992年の24時間テレビで「サライ」という昔の都を取り上げたことからこの歌が誕生。


またもともとの「宿」という意味が転じて、歌では「オアシス・ふるさと」という意味でもあるようです。


さらに日本テレビによれば、本曲では「砂漠の中のオアシス」という意味も込められているようです。


ペルシア語で「宿」、つまりオアシスの憩いの場所、というようなもの。


「宿(または家)」や「砂漠の中のオアシス」が、曲のテーマ「心のふるさと」に近いから『サライ』という曲名になったのである、と日本テレビは説明しています。


カタカナ3文字に、実は壮大な意味込められていたんですね。。。


では。



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